近年、インターネットの発達により、海外の火災に関する情報を容易に得ることが出来るようになりました。
火災の分野研究は、日進月報で進んでおります。インターネットでも多くの情報で溢れています。その情報も精査
されない状態で使用されれば、誤った解釈・誤解を生むことで混乱を与えかねません。JTFでは海外の消防士やインストラクターとの繋がりを築き、情報共有を行っています。
火災戦術講習LevT(FTC・アウエアネス)では、火災に関する理論や根拠となる情報を整理し、火災現場に
おいて安全且つ効果的な活動を実施するために必要な要素を紹介し、個人のスキルアップ向上として又は組織力
向上にお役立ていただける内容となります。
また、火災戦術講習(FTC・リミテッド)では、火災戦術講習LevT(FTC・アウエアネス)で得た知識を火災
現場で活用できるようになることを目的にし、根拠ある技術と活動ができるようになるための講習です。日本の先人達の経験を基にJTF有志の現役消防士の方々が、知恵と汗を振り絞って、一から創り上げた「日本オリジナル」の講習となります。指揮をされる立場の方から、まだ現場経験の浅い方でも、それぞれのお立場で学んでいただける内容です。
※オンライン(ご自宅などのインターネット環境下にて)
<座学:1部、2部の二部構成で各3時間程度、合計約6時間講習>
・オンライン受講時の注意事項 ⇒詳 細!
・火災戦術オンライン講習 受講方法のご案内 ⇒詳 細!
・火災戦術オンライン講習 入室後の設定 ⇒詳 細!
各開催日の開始時間はTOPページにてご確認ください。
講習内容(オンサイトと内容同じ※Fire Dynamics Training実施無し)
(1)火災の変化
(2)火災対応の変化
(3)サイズアップ(BE-SAHF)
(4)火災の発達
(5)消火理論
(6)Fire Dynamics Training (無限コントロールボックス)等 ※オンライン講習では実施いたしません。
・準備物:筆記用具程度で結構です
近年の火災対応は、様々な変化により消防士にとって、リスクの高い活動となっております。
さらに、人員及び資機材が劣勢の状態からスタートすることが多い火災現場では、活動の目的とその成果
を得るために火災状況と活動の優先順位を見極める必要があります。
本講習では、消防活動により期待する効果を得るために、まずは、火災現場到着後に屋外で必要となる
効果的活動を、火災戦術講習LevTで学んでいただいた理論を、生火と実放水、各種実験と火災コンテナ
を活用し、屋外活動に必要な技術理論とその効果性を体験習得していただける、2日間のコースとなります。
※JTFが安全で効果的活動のために、日本全国の現役消防士で一から創り上げた講習に是非ご参加ください。
講習内容(横井FireBase)⇒地 図!
(1)火災戦術講習LevT(FTC・アウエアネス)振り返り
(2)火災現場における健康と衛生
(3)デモンストレーション・セル(火災コンテナを使用)
(4)屋外活動の重要性(必要性)
(5)屋外活動の基礎知識
(6)屋外からの各種放水要領とその効果
(7)各種実験
(8)屋外活動におけるメソッド
(9)火災現場活動シナリオトレーニング
その他 ※天候によっては、内容を変更する場合がございます。
・持ち物:・筆記用具。(ご持参であれば「火災戦術理論テキスト」)
※コロナ対策として:マスク(N95同等品推奨)、アイプロテクション等
・火災現場装備一式(現ガイドラインに準拠した装備一式とします。)
・使い捨て手袋(救急活動などで使用するゴム手袋)、防塵防毒マスク
・レンタル可能:防火衣上下、呼吸器一式※当日のレンタルは対応出来ません。
・レンタル不可:保安帽、手袋、火災長靴、防塵防毒マスク
・胴ベルト型墜落制止用器具(ラインヤードカラビナ付)
・カラビナ2個
※若干の内容変更を行う場合がございます。
※参加条件:CFBT-International、CFBT-JP、または火災戦術講習LevT受講修了者様と
させていただきます。※インターナショナルセミナーは含まれません。